IT×農家の長男

研究や趣味についてのメモ

EAGLEの使い方まとめ -その1-

はじめに

たまに基板を作って遊ぶのですが,EAGLEの使い方を忘れてしまいます。そこで今回は簡単な回路を作ってEAGLEの使い方をまとめていこうと思います。

参考サイト

EAGLEの使い方については様々なサイトで取り上げられています。

電子工作室

EAGLEの使い方 (回路図から基板作成まで) | AkiRacing.com

eagle | easy labo

マーティーの工房日誌: EAGLE(回路基板CAD)インストールと使い方学習

Lチカ基板作成

ここから簡単な基板を作っていきます。前回紹介したLチカの回路を想定しています。

※EAGLEをインストールしていない方は上のサイトを参考にインストールしてください。

crowsky.hatenablog.com


実行環境
ライブラリのダウンロード

今回作成する基板に必要なライブラリをgithubからダウンロードします。

github.com

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ダウンロードしたものはZIP形式のフォルダなので,任意の場所に展開します。展開したフォルダの中に,"adafruit.lbr"というファイルが確認できると思います。


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EAGLEを起動し,"Libraries"の下に"lbr"フォルダを作成します。そのフォルダに"adafruit.lbr"をドラッグ&ドロップもしくはコピー&ペーストします。

その後、グレーの円をクリックしてライブラリを有効にします。


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次に File -> New-> Project をクリックし、"LED"というプロジェクトを作成します。


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回路図

プロジェクトの場所で右クリックし、New->Schematicをクリック。


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"Add"をクリックし、"adafruit"の中からLED(LEDSQR2X5)、抵抗(R-US_0204/5)を配置。


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デジタルアウトとGND用に2ピンのモジュール(MPT2)を追加。


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最後に"Net"をクリックし、下図のように配線をすれば回路図が完成します。


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おわりに

次回はボード図についてまとめていきます。